この記事でわかること
● iPhoneを修理できる場所
● iPhoneの修理の申し込み方
● iPhoneを修理する場所の決め方
当店(iPhone修理ストア)がiPhoneの修理をはじめてから4年が経ちました。
4年前はiPhoneが修理できる場所はまだ少なかったです。
まあ、そもそも4年前はdocomoがiPhoneを扱っていなかったこともあり、iPhoneの流通量が現在のように多くなかったんですが・・・
いまでは、
- AppleStoreへの持ち込み修理
- AppleのWEBサイト経由で配送修理
- Apple正規プロバイダのビックカメラなどでの修理
- 携帯電話キャリアの保証による修理
- 当店のような非正規の修理店での修理
など修理できる場所も増えて、自分のニーズに合わせて選べるようになりました。
ただ、実際に修理する場所を選ぶなら、それぞれの特徴を詳しく知る必要があります。
というわけで、今回は年々増えているiPhoneの修理ができる場所、修理の申し込み方、修理する場所の決め方を紹介していきたいと思います!
iPhoneを修理できる場所と修理の申し込み方
AppleStore
最初にiPhoneの販売元であるAppleでの修理について紹介します。
修理はAppleStore直営店に持ち込み修理かWEBサイト経由の配送修理になります。
AppleStore直営店は日本には7店舗しかなく、地方に住んでいる人にとっては移動時間や交通費を考えると持ち込み修理は現実的ではありません。
地方に住んでいる人は、AppleStoreで修理をするならWEBサイト経由の配送修理が現実的だと思います。
<申し込み方>
持ち込み修理
最寄りのAppleStoreへ故障したiPhoneを持って行ってください。
最寄りのAppleStoreは、AppleのWEBサイトで探せます。
配送修理
AppleのWEBサイトで「バッテリー、電源、および充電」「修理と物理的な損傷」などから故障状況を選択し、配送修理に必要な情報を入力して申し込みます。
Apple正規サービスプロバイダ
つぎにAppleが認定するApple正規サービスプロバイダでの修理について紹介します。
Apple正規サービスプロバイダとは、Appleの認定を受けたサービスを行う店舗のことです。
店舗の例としては、ビックカメラやカメラのキタムラなどになります。
修理は全国各地にあるアップル正規サービスプロバイダの店舗で持ち込み修理になります。
<申し込み方>
持ち込み修理
最寄りのApple正規サービスプロバイダへ故障したiPhoneを持って行ってください。
最寄りのApple正規サービスプロバイダは、AppleのWEBサイトで探せます。
携帯電話キャリア
続いて、docomo、au、SoftBankの携帯電話キャリア3社での修理について紹介します。
docomo、auは店舗での修理は受け付けていません。
SoftBankは2016年5月9日から一部店舗で修理ができるようになりました。
一部といっても現時点では、ソフトバンク表参道、ソフトバンクグランフロント大阪の2店舗のみとなります。
これから順次、修理できる店舗は増えていくようですが地域や場所は未定のようです。
<申し込み方>
持ち込み修理
ソフトバンク表参道かソフトバンクグランフロント大阪へ故障したiPhoneを持って行ってください。
また、どちらの店舗も来店予約ができるようです。
なお、docomo、au、SoftBankの保証に入っている場合は本体交換、修理代の負担などのサービスがあります。
保証を使って修理する場合は、AppleStoreやApple正規サービスプロバイダでの修理が必須になります。
- docomo(ケータイ補償サービス)
- au(auスマートパス | 修理代金サポート)
- SoftBank(あんしん保証パック(i)プラス)
非正規の修理店
最後に当店のような非正規の修理店での修理について紹介します。
まずはAppleStoreやApple正規サービスプロバイダと非正規の修理店の違いを説明します。
- 提供するサービス(当然修理も含む)がAppleから認定を受けているかいないか
- AppleCare+ for iPhone(iPhoneの保証)が使えるか使えないか
が大きな違いになります。
非正規という呼び名から不安を感じてしまうかもしれませんが、修理作業の内容に大きな差はありません。
内容に大きな差はありませんが、修理作業のクオリティには差があるので修理経験が長く、修理実績が多いお店を選ぶことをおすすめします。
<申し込み方>
持ち込み修理
当店の傾向ですが、ほとんどのお客様が持ち込み修理になります。
持ち込み修理に比べれば、わずかな数ですが郵送修理を申し込むお客様もいらっしゃいます。
“iPhone修理”とお住まいの都道府県や市町村名を合わせて検索すれば、最寄りの修理店が見つかると思います。
例)
「iPhone修理 渋谷」
「iPhone修理 名古屋」
「iPhone修理 大阪梅田」
iPhoneを修理する場所の決め方
iPhoneを修理できる場所をもう一度確認しましょう。
- AppleStore
- Apple正規サービスプロバイダ
- SoftBank(2016年5月時点では2店舗のみ)
- 非正規の修理店
現時点では、以上の4つになります。
それぞれのメリット・デメリット
4つの選択肢の中から修理する場所を決めるために、それぞれのメリット・デメリットを簡単に紹介します。
とはいっても、AppleStore、Apple正規サービスプロバイダ、SoftBankはほぼ一緒ですのでまとめて紹介します。
<AppleStore、Apple正規サービスプロバイダ、SoftBank>
メリット
- AppleCare+ for iPhoneに入っていれば安く修理してもらえる。
- 純正の修理部品を使って修理してもらえる。
- 正規店なので安心感がある。
デメリット
- 店舗数が少ないので混雑していて修理の待ち時間が長い。
- 本体交換、リセット(初期化)でデータが消える。
<非正規の修理店>
メリット
- 正規のお店よりも修理の待ち時間が短い。
- 部品のみの交換なのでデータが消えない。
- 正規店ではできない水没修理(データ復旧)ができる。
デメリット
- 非正規店で修理をするとAppleCare+ for iPhoneなどの保証がきかなくなり、正規店で修理もしてもらえなくなる。
- お店によって修理のクオリティ差が大きい。
それぞれの修理料金
料金も修理する場所を決めるための大きな要素になると思いますので、紹介しておきます。
結論から言えば、どの修理を選んでも修理料金に大きな差はありません。
ただ、もしAppleCare+ for iPhoneや携帯電話キャリアの保証に入っていれば、保証を使って修理するのが一番安いです。
保証に入っていないのであれば、上で紹介したメリット、デメリットを踏まえつつ、自分のニーズに合った修理を選ぶのがいいと思います。
たとえば、、、
「とにかく早くなおして使いたい」ということなら非正規店で修理をするのがいいでしょう。
「正規店の純正部品を使った修理をしてもらいたい」ということなら正規店で修理をするのがいいでしょう。
- AppleStore、Apple正規サービスプロバイダの修理料金
- SoftBankの修理料金
- 非正規の修理店の修理料金(例として当店の料金を紹介します)
まとめ
ここまで、iPhoneの修理できる場所、申し込み方、修理する場所の決め方を紹介してきました。
- AppleStore
- Apple正規サービスプロバイダ
- SoftBank(2016年5月時点では2店舗のみ)
- 非正規の修理店
がお互いのメリット・デメリットを補うような形で成り立っているのが現状になります。
正規店は店舗数が少ないので、混雑していて修理の待ち時間が長いです。
非正規の修理店はサービスの認定はされていないけど、待ち時間が短く、データも消えないし、正規店ではできない水没修理(データ復旧)などができます。
もし非正規の修理店がなかったら正規店はさらに混雑し、クレームも多くなるでしょう。
ただ、非正規の修理店はサービスの認定がされていないので、AppleCare+ for iPhoneなどの保証がきかなくなり、正規店で修理もしてもらえなくります。
正規店と非正規店はこういったバランスの中で成り立っています。
そんな状況の中で、自分はどこで修理するが一番の良いのかを判断するために、今回紹介したことが役立ってくれればうれしいです。